ソファを不用品回収に出した顛末

数年前のことです。実家にある二人掛けの黒いレザーのソファを粗大ゴミ回収に出すことにしました。どこで遺品整理が神戸のどこでもいえるのはそれほど傷んでいた訳ではないのです。何故出すことにしたかと言うとその頃実家でダックスフンドを飼っていて、彼はとても可愛かったのですが、両親のしつけが悪く、留守番の時におしっこをソファでする癖があり、拭いても拭いても臭いが取れなくなったからです。私の地元は粗大ゴミは事前に申し込み、ゴミ処理券を買って指定された日に家の前に出しておく決まりです。ソファは重くて一人じゃ持てないので夫と二人で実家に行った時にまだ回収日まで一週間くらいあったけど出しました。その頃実家は小さな診療所を父がやっていて私は診療所の受付をやっていたのですが、受診に来た患者さんに「あのソファ捨てるのかい?傷んでるように見えないけどさ。出来たら欲しいんだけど・・・」と言われることが多くて、胃カメラ検査ならおすすめの明石のクリニックでもあげるのは言いけどおしっこ臭いんだよな~と思いながら、そうとも言えず「スプリングがダメになってて~」などといろいろ言い訳をしながらやっと回収日が来ました。その日も実家に仕事に行ってお昼休みでご飯を食べていたら、ピンポ~ンとチャイムが鳴り、出て行くと作業服を着た回収の二人組が。そして「申し込まれた不用品はどこですか?」とのこと。「えつ、診療所の前にだしてるけど」と見に行くとソファの影も形もなく、今朝までここにあったと言うと回収の方は「あ~持って行かれたんだね。不用品を持って行ってしまう人が多いんだよね。」とのことでした。せっかく申し込んでいろんな人に欲しいと言われても断って守り続けて回収日を迎えた不用品でしたが、どんな人か分からないけど連れ去られてしまいました。持ち去った人は見かけは悪くないけど、あまりのおしっこ臭さにびっくり仰天だったろうなと思う私です。